ぎっくり腰

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Content 2ぎっくり腰になったら【応急処置&改善方法】

ぎっくり腰は「魔女の一撃」とも言われるほどの激痛を伴う症状です。

ぎっくり腰を引き起こしてしまったら、まずはどうすれば良い?というお声が多く見られたので、整体院を運営しているぎっくり腰のプロの目線から解説をさせていただきます。

衝撃の痛みが走るぎっくり腰(急性の腰痛)

そもそも「ぎっくり腰」とは?

ぎっくり腰(急性腰痛)は、腰部の筋肉や靭帯の緊張や損傷によって痛みが発生します。

その痛みは非常に辛く動けなくなる程だと言われています。

そのため、一度経験したら「くしゃみなどの日常生活にも気を遣って生活をする」というほど、辛く、痛い症状の腰痛の一種です。

ただ、ぎっくり腰も重度〜軽度まであり、原因も様々です。

厄介なのは、突発的に発症するので、予期して行動すること自体が難しいです。

そこで、「ぎっくり腰になってしまったら!」というテーマで応急処置や原因・改善の方法をご紹介いたします。少しでも痛みが軽減される様にお手伝いさせていただきます。

ぎっくり腰の対処法どれが正解?

ぎっくり腰の対処法"

  • 「ぎっくり腰になったら安静にしてください」
  • 「ぎっくり腰になったら動いてください」

などと、全く真逆の説明を耳にしたことは無いですか?当院が考える回答としては、「もしそれがぎっくり腰なら、できるだけ日常生活の動きを心がけてください。」とお伝えいたします。

なぜかと言うと、もちろん痛みから安静にしたい気持ちはありますが、体勢を固定して動かさないのは腰の筋肉には良くないのです。

しかし注意してほしいこともあります。それは「動かしてもないのに痛い」や「はじめてのぎっくり腰」の場合です。そのような場合だと、椎間板ヘルニアや圧迫骨折など「ぎっくり腰」ではない可能性もあるからです。

そのため、病院や整骨院・治療院によって回答がバラバラになるということが起きるのです。

上記の理由から唯一言えることは、「状況に応じて変わる」ということです。

ぎっくり腰になったら、まず何をする?

  • ぎっくり腰になったら安静にする1.休息と安静
  • 患部を冷やす2.冷やす→温める
  • 骨盤の位置3.正しい姿勢と動き
  • 病院で診てもらう4.病院の診察
  • 腰痛の専門家5.専門家による改善・予防

もし、ぎっくり腰になってしまったら、発生直後は無理をしない事が大切です。

むやみに動かず、楽な姿勢で安静にしましょう。もちろんこの時点では、ゆっくりと動くようにしましょう。

必要に応じて痛み止めを服用したり、冷やすのも効果的です。

少し楽になったら座って背中を伸ばしたり、可動する範囲で少しずつ動かしましょう。ぎっくり腰であれば、3日程度〜10日程度で痛みは引きます。

軽度のストレッチなどをして腰を可動させる必要はありますが、一度なってしまうとぎっくり腰は自然と治るものではありません。単純に痛みが引いているだけです。

もっとも、危険なのは「自己判断」です。そのため、再発・ぎっくり腰にならない様に専門家に相談することが重要です。まずは、骨折や病気でない事を確認する必要があるため、病院で検査を受けてください。

その時、腰痛と診断された場合は筋肉などが原因のため、腰痛が得意な整体院などの施術をしてくれる院で適切な施術やアドバイスをもらってください。

再発させないためにも、痛みが引いてからが重要です。

間違った「ぎっくり腰の対処法」

  • ぎっくり腰初期段階では温めちゃだめ

    ×ぎっくり腰になったら、マッサージで筋肉を緩める

    ぎっくり腰になった際に、整体やマッサージに通う人が多く散見されますがやめていただいた方が良いと思います。

    整体やマッサージによって軽減される事も多くあり、それは筋肉を和らげるのも重要な対処法のためです。

    ただ、施術者の腕もバラバラですし、原因が筋肉だけとは限らないからむやみに整体やマッサージでぎっくり腰を治そうとはしないでください。

    まずは、病院で神経や骨、椎間板に異常が無いかを確認してください。

    その後、極力、腕の良い(改善の実績が多い)施術を受けてください

  • ぎっくり腰は冷やして安静に

    ×ぎっくり腰になったら、腰を温める?冷やす?

    上記にも紹介した通り、まずは「冷やす」が正解です。

    炎症を抑えるため、痛みがあるうちは冷やす方が良いです。

    ただ、痛みが引いたら冷やすのは良くありません。

    体を温めて血行を良くするのが適切です。

    また、入浴はリラックス効果や体全体を温めるのでシャワーよりは効果はあると言えます。

  • ぎっくり腰の前兆

    ×ぎっくり腰の前兆がある場合、動く?安静にする?

    何度かぎっくり腰を経験してそのままの人は当然過去の経験からぎっくり腰の発生を感じる人がいます。

    この時、急にストレッチをしても意味はありません。

    体が固まっているのを無理やり伸ばしても別の痛みが生じる場合があるからです。

    ただ、ウォーキングなどの軽い運動はした方が良いかと思います。

    それは人によっては、生活習慣自体が悪い事が原因の場合も多いからです。

    予防という意味で言えば、専門家(腰痛に強い整体院やその他の治療院)に相談する方が良いです。

    ぎっくり腰は発生してからでは数日の安静が必要となります。

  • ぎっくり腰の原因

    ×病院で「異常なし」と言われた。放置する?

    神経や骨に異常がなかったとは言え、再発のおそれはあります。

    ぎっくり腰の原因は、筋肉への負荷だけではなく、骨格の歪みや疲労、別の体の部位が原因である事が多いからです。

    運動をする、生活習慣を見直す、など方法はいくつかありますので、試してみるのは良いと思います。

    ただ実際は、運動をする・生活習慣をすぐに変えるという事ができない人は多いです。その場合、オススメはぎっくり腰・腰痛治療を得意とする専門家に相談してください。

    理由は、原因が分からないと対処ができないためです。

    当院でもカウンセリングや触診をしますが、人によってぎっくり腰は違います。骨盤の矯正や背骨の矯正、筋肉の緊張など、いくつか原因はあります。

    また、原因は似ていても生活習慣や体の状態は違います。筋肉は衰えますので、適切な知識と体の状態を保つのがオススメです。

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